日本酒の国内消費が落ち込むなかで新潟市西蒲区の『宝山酒造』は、酒蔵見学で観光客を呼び込むなど奮闘していましたが、破産を余儀なくされました。
そこに現れたのが義理の兄・山口直樹さん。
東京都内で2018年に和食居酒屋を開業し現在9店舗を経営する山口さんを代表にした新会社を2024年10月に立ち上げ、改めて酒造りを再開しました。

【たからやま醸造 山口直樹代表】
「そもそも飲食店を立ち上げた段階で『酒蔵が減っていくのを止めたい』という思いがあって…」
「海外のお客様の評価も高いので、まだまだ可能性がある」
無形文化遺産への登録で、国内需要の拡大にも期待しています。
【たからやま醸造 渡邉桂太専務】
「今まで日本酒に触れてこなかった方にも、より一層アピールできるチャンス」
