山口県が主催する女性のデジタル人材育成の養成講座を受講し、来月修了を控えた女性らが22日、企業とのマッチングに臨みました。



マッチングに臨んだのは、県が主催するIT人材養成講座「WINgsYAMAGUCHI」の受講生30人あまりです。

5か月間にわたって、プログラミングやWEBエンジニアの知識や技術を学んできました。

出産や子育て、配偶者の転勤などで、女性のキャリアが中断するといった課題があります。

リモートなどを活用するデジタルやIT分野の技術を学び就職につなげることで、課題解決の先駆けになるのではと期待されています。



受講生
「もっと働きたいけど家庭のこともあるしと諦める部分も多かったですけど、この業界だとテレワーク、リモートでもいいですよという会社が多いので、踏み出しやすいところがあるかなと思います」

講座の代表によりますと、企業側が慣例や思い込みを捨てることで優秀な人材の確保や働き方改革に役立つのではとしています。

企業担当者
「会社がいかに寛容になるか、いかに育てていくかという気持ちさえあれば人材不足というのはいくらか解消できると、私は思っています」



同様のイベントは、24日に岩国市でも開かれます。