「外国人旅行者の滞在増加率」という指標で、熊本県が日本一になりました。2019年度と比べ、昨年度(2023年度)は2.14倍に。調査を行った「NAVITIME」によりますと、増加率が日本一となった熊本の中でも市町村別の分析で“ある傾向”が見えたといいます。

※「
外国人旅行者増加率」のランキング10位までは【写真を見る】から確認できます

ナビタイムジャパン 移動データ事業部 永森枝里子副事業部長「一番多く増えていたのが熊本県宇土市。7.33倍の伸びになっています。上位になっている市町村に、熊本の復興支援で建てられたワンピース像があることが分かりました」

1位の宇土市から9位の熊本市まで、いずれも「麦わらの一味」の銅像が設置されているのです。

【熊本県内の市町村の増加率(銅像キャラクター名)】

※昨年度(2019年比) 調査:NAVITIME

1位:宇土市(ジンベエ)
2位:益城町(サンジ)
3位:高森町(フランキー)
4位:南阿蘇村(ロビン)
5位:御船町(ブルック)
6位:阿蘇市(ウソップ)
7位:大津町(ゾロ)
8位:西原村(ナミ)
9位:熊本市(ルフィ・チョッパー)
10位:荒尾市

銅像設置に尽力した県の担当者は。

熊本県観光文化部 脇俊也 政策審議監「イタリアとかフランスとかアメリカから、かなりの数とは思っていましたが、まさか全国ナンバーワンとは思わなかった」