新鮮なキャベツが一玉280円、他にも、高騰が続く野菜が3割ほど安い場所があります。身近で野菜を安く買える、とっておきの穴場とは?解説です。
無人販売所の見つけ方は? 「実は自治体がまとめている」
南波雅俊キャスター:
野菜を安く買える、さまざまな方法をご紹介していきます。

まず、Nスタが19日に取材した埼玉・深谷市の直売所では、人参を3本120円で購入できました。価格が高騰しているキャベツも1玉280円。また、私の近所のスーパーでは1本でも200円近くする長ネギも、直売所では太くて立派なものが2本180円でした。間に卸を挟まないことで、埼玉の周辺のスーパーと比べても3割ぐらい価格が抑えられているようです。
ホラン千秋キャスター:
こういう直売所が身近にあったら、すごくありがたいと思います。

南波キャスター:
JA運営の直売所をまとめた「JAファーマーズマーケット」というホームページでは、全国約1500件を都道府県ごとに検索できます。東京だけでも62件あり、市が中心ですが、世田谷区や江東区などにも直売所はありました。

また、個人農家が庭先などで販売している無人販売所もありますが、「どこにあるか分からない」「存在は知っているけれども、近所のどこなんだろう」といった声も聞かれます。
しかし、節約アドバイザーの和田由貴さんいわく「実は自治体がまとめている場合が多いです」とのことです。

たとえば世田谷区では「農産物直売所マップ」というものを区役所などで手に入れることができ、個人農家の無人販売所も掲載されています。世田谷区だけでも約260件あるそうです。
井上貴博キャスター:
野菜高騰の今は、ふるさと納税で野菜セットを定期便で頼むなど、工夫しないといけないですよね。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
私は結構、個人の無人販売所は使います。キャンプが好きなので、オートバイや車で走っている途中にいきなり現れて、知らない野菜も売っている場合があります。しかも安いですし、直接お金が農家の方に行くというのは気持ち的にもいいので、応援したいですね。