20日は二十四節季の「大寒」。寒さが最も厳しいと言われるころです。
この大寒に合わせ新潟県妙高市では、伝統の発酵調味料『かんずり』の雪さらしが行われています。

清々しい青空のもと、真っ白な雪原に撒かれていく真っ赤な唐辛子。

唐辛子を使った調味料、妙高市特産の「かんずり」は毎年、大寒の日に雪さらしが始まります。

雪にさらすことで唐辛子のあくが抜けて旨味が増すそうで、数日間、雪にさらした後、糀などを混ぜて3年間熟成・発酵させます。

【かんずり 東條昭人 社長】「いい天気に恵まれましたし、大寒ということで、多くのい人に集まってもらうことができて、作業もすごくやりやすい」

20日は「大寒」ですが、日中は各地で気温が10度前後まで上がるとみられていて、

新潟気象台は、上・中・下越ではあすにかけて雪崩に注意するよう呼びかけています。