6000人あまりが犠牲になった阪神・淡路大震災の発生から、17日で30年です。福島県郡山市では、地震発生の時刻に合わせ、黙祷が捧げられました。

阿部正輝記者「発災から30年。福島でも今、鎮魂の明かりが1つ1つ灯されています」

1995年に発生した阪神・淡路大震災では、6434人が犠牲になりました。発生から30年となった17日、郡山市の開成山公園では、雪が降る中、当時、現地で支援活動を行った市内のNPO法人の関係者と、原発事故で避難を続ける人など15人ほどが集まり、およそ1200本のロウソクに火を灯しました。

夜明け前、発災日の「1.17」と、節目の「30」という数字が浮かび上がり、地震が起きた午前5時46分、神戸の方向に向かって黙祷が捧げられました。

NPO法人ハートネットふくしま・吉田公男理事長「30年前のことを忘れないでいる、それが阪神に対する遠くにいる人間の一番できる応援の仕方だと思う」

参加した人たちは被災地に思いをはせ、犠牲になった人たちを追悼しました。