任期満了に伴う福島県双葉町の町長選挙が告示され、これまでに現職ひとりが立候補を届け出ました。

双葉町の町長選挙に立候補したのは、現職で4期目を目指す伊澤史朗さん(66)です。

福島第一原発がある双葉町は3年前に住民の帰還が始まり、町の居住人口は、1月1日現在182人と、震災前の約3%にとどまっています。伊澤さんは「住民の帰還エリアを広げる」ことや「インフラ整備の拡充」「新たな人材が参入できる仕組み作り」などを公約に掲げています。

双葉町長選の立候補の受け付けは、16日午後5時で締め切られますが、これまでのところほかに立候補の動きはなく、伊澤さんが無投票で再選される公算が大きくなっています。