盛岡市の中学生による地域の水害のリスクなどについて学んだ成果の発表会が15日開かれ、車いすの人を避難誘導する際の注意点などが、劇を交えながら説明されました。

発表会を行ったのは盛岡市の河南中学校です。
河南中学校では総合的学習の一環として、2023年度から1年生が地域の消防団や町内会の協力の下、水害について学んでいて、2024年9月、ハザードマップを見ながら地域を歩き、危険個所を確認しました。
地域の人や保護者を招いて15日盛岡劇場で行われた発表会で生徒たちは、車いすの人を避難誘導する際になるべく坂の少ないルートを選ぶなどの注意点を劇を交えて説明しました。

学校は取り組みを通して、地域や家庭の防災意識が向上することに期待していて、2025年度もこの学習を続けることにしています。