気象庁の最新の情報によりますと、10日(金)の日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、東北地方は気圧の谷となっています。

10日の東北地方は、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、日本海側を中心に雪の降る所が多く、雷を伴う所があり、太平洋側では、晴れる所もあるとみられています。

明日11日(土)も、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、日本海側では、雪の降る所が多く、雷を伴う所があり、太平洋側では、曇りや晴れで雪の降る所がある見込みだということです。

その後の天気についてはどうなるのでしょうか?
気象庁が10日午前10時に発表した週間天気予報の解説資料によりますと13⽇は、低気圧が発達しながら⽇本の東を北東に進むとともに、⼤陸の⾼気圧が東シナ海に移動し、次第に⻄⽇本に張り出すとされています。

14⽇には、⾼気圧が東シナ海から⽇本の南に移動して、気圧の⾕が⽇本海にのびて北⽇本付近に進み、15⽇は、気圧の⾕が北⽇本付近を通過。別の気圧の⾕が⽇本の南岸付近を東へ進み、⽇本付近は次第に冬型の気圧配置となるとみられています。

16⽇は、⽇本付近で冬型の気圧配置が続き、 17⽇も⽇本付近の冬型の気圧配置は続きますが、⼤陸の⾼気圧が⻄⽇本付近に張り出し、冬型の気圧配置は⻄から緩む予想です。

長野県・関東地方北部で11日明け方にかけて大雪の見込み

気象庁は全般気象情報などを発表して注意を呼び掛けています。
このうち10日午前5時32分に発表された「大雪に関する関東甲信地方気象情報 第3号」によりますと、強い冬型の気圧配置の影響で、長野県と関東地方北部では、11日明け方にかけて、大雪となる見込みだということです。

このため気象庁は、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒・注意し、なだれにも注意するよう呼び掛けています。

全般気象情報などの詳細は以下になります。

【大雪・雨のシミュレーション】はリンクからご覧いただけます。