能登半島地震では富山県内で31年ぶりに津波警報が発表され、避難を急ぐ住民で渋滞が発生したほか、避難所の窓ガラスを割ってなかに入るといったことなどが複数起きました。

1年前の元日、地震発生から2分後の午後4時12分に富山県内に津波警報が発表されました。

嘉藤奈緒子アナウンサーは地震直後、富山市内にいました。道路に出ると避難しようとする人たちの車で先が見えないほどの渋滞が発生していました。その後、1日午後4時35分に富山で最大波となる79センチの津波が観測されました。

この時、住民が避難所に到着してもまだ鍵が開いていなかったということから、住民が窓ガラスを割って中に入るということも起きています。

富山市内では計9つの小中学校で窓ガラスが割れていたということです。