25日の百条委員会で語られたこととは

百条委員会の目的は次の2つです

・「7つの疑惑」の告発文の真偽調査
・公益通報の県の取り扱いの検証

 百条委員会は既に15回行われていて、斎藤知事が出頭するのは今回で3回目です。今回出頭した、斎藤知事、片山元副知事、専門家の発言を順番に見ていきます。
(片山安孝元副知事:1983年に兵庫県庁に入庁した職員で、2021年の定年退職後に副知事に就任。百条委員会に3度目の出頭。元県民局長を直接事情聴取した人物)

▼斎藤知事の発言
 告発文については「客観的な証拠や供述も添付されていなかった。3月25日の元県民局長聴取でも『うわさ話を集めて作成した』と本人が言っているとして、外部通報の保護要件みたさないという見解した」と証言しました。

▼片山安孝元副知事の発言
 元県民局長のPCの中身について「いろんな言葉でクーデターとか、転覆とか『片山さんを早くやめさせ』とか並んでいた。誹謗中傷の紙をばらまいたなどと書かれていた。不正な目的があるので(公益通報は)問題外だと認識していた」と証言しました。

▼公益通報者保護法に詳しい結城大輔弁護士
 「公益通報に当たる当たらないにかかわらず、通報者を保護していくというのが非常に重要だというように理解しておくべきかと考えております」と証言