能登半島地震で被災した住宅の再建を後押ししようと、石川県は世帯の規模に応じた44種類の住宅モデルを公表しました。

県は、自宅を失った被災者に再建の具体的なイメージを持ってもらえるよう住宅メーカーなどから募集していた低価格かつ能登の景観に配慮した復興住宅の設計プランを公表しました。

それによりますと▼夫婦や単身向けのモデルが23種類で概算の工事費は、1500万円から2400万円程度、▼ファミリー向けは21種類で、1800万円から3600万円程度となっていて、いずれも木造で平屋建て、または2階建てとなっています。

県では今回の中間報告をホームページに公表していますが、年度末までに、住宅再建に関する支援制度なども盛り込んだ冊子としてまとめ、さまざまな住まいの選択肢を被災者に提供することにしています。