林芳正官房長官は25日、テレビ山口の単独インタビューに応じました。今年1年を「変化の激しい年」と表し、官房長官としての仕事を最優先に心がけた1年だったと振り返りました。総裁選では、地元からの応援に「目頭が熱くなった」と述べ、総理・総裁への意欲をにじませる場面もありました。
記者
この1年、能登半島地震、総裁選、総選挙と激動の1年だったのでは?
林芳正・官房長官
会見で今年の漢字を聞かれ、「動」としました。激動、本当に変化の激しい年だったと振り返っています。
災害対応は、最も重要な仕事である危機管理の中に入るわけで、1月1日に能登半島地震、1月2日に羽田空港で衝突事故、二重に起こっていることに対応することもありました。
総裁選挙、総選挙も地元になかなか帰れない中での戦いとなりました。官房長官としての仕事が最優先であるということを常に心がけてやってきた、そういう一年だったと思っています。
記者
印象に残ってるのが総裁選。地元の支援者の熱をどう受けとめ?
林官房長官
福岡で遊説したとき、下関をはじめ山口県からたくさんの人に来てもらい、会場に入ったときは若干目頭が熱くなりました。
熱い思いを持って、長い間応援をしてくれる皆さんに少しでも応えていきたいという思いを強くしました。

地元をはじめ、いろいろなところで期待の声をいただくのは、まさに政治家冥利に尽きることです。
官房長官として石破政権をしっかり支えることが、今やるべきことであろうと思っております。