運休が続くJR美祢線の沿線を盛り上げようと山口県美祢市で14日、地域の特産品を販売するイベント「美祢線マルシェ」が開かれました。

於福駅前の広場で沿線の特産品が販売され、地元のコンニャクやシイタケが入ったカレーライスなどが人気を集めていました。美祢市の住みます芸人が会場を盛り上げたほか、秋吉台で使われているトゥクトゥクの乗車体験もありました。

美祢線は2023年の大雨で鉄橋が倒壊するなどし、運休が続いています。

沿線の自治体は鉄道での復旧を断念し、BRT方式と呼ばれるバスを使った新しい交通形態に移行することにしました。

地元住民
「あれだけのお金をかけてね復興というのは難しいと思うからバスだけでもあればいいかなと」

地元住民
「バスでも利便性が高くなればメリットあると思いますね。本数が増えれば」

於福地域交流ステーション推進協議会 村田裕子会長
「美祢線は鉄路で走らなくなったんですけど、ほかの地域ともつながっていきたいと思います」

訪れた人たちは沿線の味やイベントを楽しんでいました。