関西の患者数について、12月26日に関西の各府県が公表したデータです。
▼定点医療機関当たりの患者数(12月16日~22日)
(前週発表) (最新)
大阪:21.64 → 45.75(約2.1倍)
兵庫:19.38 → 46.65(約2.4倍)
京都:15.34 → 35.46(約2.3倍)
いずれも前の週に比べて2倍以上に増えています。水野クリニック・水野宅郎院長に今の実感を聞きました。
―――うちのクリニックでも12月の最初の頃は1日4人から5人ぐらいの感染者でしたが、先週、今週ぐらいから1日45人から50人ぐらいは受診されることになって。もうかなり爆発してるような感じです。
Q、感染者数は今後増える?
―――まだちょっとピークは見えてないので、ちょっと増えるのではないかと思っています。
今シーズンのインフルエンザの約9割が『インフルエンザA pdm09型』(11月11日~12月15日に全国で検出)。2009年にパンデミック(pandemic)となったインフルエンザの型で、2009の09とパンデミックのpdmが名前の由来です。当時は『新型インフルエンザH1N1型』と呼ばれていました。
呼称が変わったのは、当時は『新型』でしたが、流行が繰り返されるということで、季節性のインフルエンザの一つとして扱われるようになったからだということです。