資源エネルギー庁は25日、ガソリン等の店頭現金小売価格調査の結果を公表しました。政府の補助金が減額されて初めての発表で、全国平均で4円80銭前週より値上がりし、リッター180円を超えています。

調査結果によりますと、12月23日時点のレギュラーガソリンの全国の平均小売価格は1リットルあたり180円60銭で、前の週より4円80銭高くなり7週連続の値上がりとなりました。

長崎県は185円70銭で全国平均よりおよそ5円高く、前の週より4円40銭値上がりしています。

政府はこれまで、1リットルあたりのレギュラーガソリン価格を175円程度に抑えるよう補助金を出していましたが、今月19日から徐々に縮小しています。

1月にはさらに「5円程度」値上げされる見通しで、長崎県の離島では210円に達するとみられており、生活への影響が懸念されています。