与党整備委員会・西田委員長は「米原ルート」を改めて一蹴

一方、「米原ルート」については時間の短縮とはならず、運賃も高くなるなど社会的な利益が「小浜ルート」より小さいとして、再検討の必要はないとしました。

与党整備委員会・西田昌司委員長(自民党参院議員・京都府選出)「ベネフィット(便益)が認められないのにやると言うことはありえないし、8年前に調査した時とベネフィット(便益)も含めて事態が変わってないので、もう一度コースを再検討する必要はない」

いずれにしても議論が先延ばしされる形になったことで、2025年度に予定される延伸区間の着工はより不透明な状況に陥り、週明けに開かれる与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームでの議論の行方が注目されます。