2024年ももうすぐ終わりということで、宮城の気象に関するトピックを振り返り、10大ニュースを選んでみました。順位をつけるのは難しかったので、季節順にみていきましょう。
真冬に大雨?!
①記録的暖冬 1月には道路冠水する大雨も
1月21日の仙台市中心部は、真冬にもかかわらず道路が冠水するような大雨となりました。いわゆる南岸低気圧がやってきたものの、多くの所で雪ではなく雨となったのです。

これに象徴されるように前の冬(2023年12月~2024年2月)は仙台では平均気温が平年より1.9度も高く、記録的な暖冬となり、スキー場は雪不足に悩まされました。

②2月1日 暴風で2人けが 女川で観測史上最大風速
2月1日、急速に発達した低気圧の影響で西風が強まり、仙台市内ではカーポートが飛ばされるなどの被害が出て、宮城県内で少なくとも2人がけがをしました。

女川では最大風速(10分間平均風速の最大値)が20.4メートルと観測史上1位を記録しました。