地域の未来を担う人材を育成しようという取り組みです。高校生が地元の企業や大学と連携して岡山の土産物を開発するプロジェクトが始まりました。

「単なる”お茶”じゃなくて、こんなところからできてきたお茶なんですよというストーリーが消費者の共感を呼ぶと」

紅茶の商品開発をした経験を持つ大学教授が、岡山市北区の岡山南高校の生徒にそのノウハウを伝えました。プロジェクトは商品開発を通じて未来を担う人材を育てようと建設・不動産業を手掛けるティ・シー・シーが始めたもので、今回は開発を前にマーケティングについての講義が行われました。

(参加した高校生)
「若者というブランドを生かして、しっかりとした商品づくりをしていきたいなと思います」

(ティ・シー・シー 前島菜津さん)
「若い皆さんに岡山のことを好きになってもらって、岡山に役立つような仕事をしたいと少しでも思っていただければとても嬉しいです」

このプロジェクトは浅口市の鴨方高校でも行われています。開発された商品は来年11月からJR岡山駅で販売される予定です。