鹿児島市で先月、地域交通のあり方をカードゲームで考えるイベントが開かれました。

イベントのテーマは、「モビリティ・マネジメント」。地域交通を自動車ばかりに頼る状態から、公共交通や徒歩などに交通手段を多様化させる取り組みです。

こうした取り組みを知ってもらおうと、九州経済研究所・企画戦略部長で、志學館大学・眞竹龍太客員教授がカードゲームを考案。

この日は、カードゲームのルール作りなどを進めてきた大学生16人と、県内11の自治体職員らが参加し、ゲームを通じて地域交通のあり方について考えていました。

(志學館大学3年)
「自治体のみなさまと一緒に(カードで)遊ぶのが楽しくて、すごく良い機会だと思った」
「使いやすいようなデザインにしたので、ぜひ各地域の方々に使用してもらいたい」

(和泊町企画課課長補佐 永野敏樹さん)
「役場の職員と一緒に(カードで)遊んでみて公共交通の抱える課題をどうやって解決していくか、ツールとして活用していきたい」

カードゲームは作成途中ということで、今年度内の完成を目指しているということです。