◆被害男性に「瑠奈被告が組長の娘」とウソをつこうと…
一方、被害男性に「瑠奈被告が組長の娘で、(約束を)守らなければ海に沈める」とウソをつこうと思ったことについて、浩子被告は、「(被害男性と瑠奈被告の)最初の出会いの印象が拭えなかった。娘の相手をする人でも、実際どんなふうにコトが運ぶか不安。行ってほしくない。会ってほしくない」と述べ、「瑠奈自身、楽しみにしている様子だったので言えなかった」と説明しました。

田村浩子被告(12日 スケッチ) 

また、被害男性に、自分たちが親だと明かして「やめて」と話すことはしなかった理由については、「娘が自分から行動して見つけて仲直りするところまで約束してきたのを“成功体験”だと思っていたので、『やめて』と言えなかった。苦肉の策で、このぐらい強いことを言ったら来ないでくれると思った」と話しました。

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