◆瑠奈被告「SMの女王様をやってみたい」と父親と行為のシミュレーション
被害男性との次回の約束で、瑠奈被告は「SMの女王様をやってみたい」「女王様をさせてもらえるのでは…」と思っていたようだと言い、買ったムチを部屋で振ったり、衣装や道具も用意したりしていたということです。
自宅で、瑠奈被告と父親・修被告が、行為のシミュレーションをしていたことについては、ごく短時間で5分もあったかどうかで、浩子被告は同じ部屋にいて「『SM』という性的な言葉のイメージと親子の関係に笑いそうになるのをこらえていた」と話しました。
瑠奈被告からエタノールやスカーフを買うよう頼まれたことについては、「エタノールは、コロナ前からまな板や包丁を拭くために使っていたし、娘の部屋にもドールの上にエタノールが2本あったりしたので、何に使うかは聞いていなかった」「無水エタノールを選んでいた、消毒用は純度は薄いので」と述べました。

また、瑠奈被告は事件の1年ほど前から、フィギュアのように自分で組み立てたり、色塗りなどを行う「ガレージキット」にはまっていて、コンテストに出品したこともあるということです。
アクリル板を買いにホームセンターに一緒に行ったり、アクリル板を切るための、片刃の30センチぐらいのノコギリを買ったりしたとも話しました。
塩素系漂白剤についても、瑠奈被告に頼まれて買うこともあったといい、風呂掃除を手伝ってくれたことも。