人形を棚から出し物語を伝える…人形を抱く子どもたち

(高田小学校 梶村圭教頭)
「大事なものなので触ることもどうかと思っていた」


「真ん中の女の子が大事に大事に抱いているのが青い目の人形。大事にしていたんやけど時代の波に飲み込まれていきます。戦争やな。『敵国の人形や』『スパイ人形や』って言われて燃やされたりとか、子どもたちに『この人形を踏みなさい』と泥だらけの靴で踏ませたりとか。『そうするべきだ』とみんな考えていたわけ。300体残っている、その1つがこれです」

【人形を近くで見る子どもたち】
(児童)「すごい、寝てる」
(教頭)「目をつぶるんやわ」
(児童)「すごい」
(児童)「目が開いた」
(児童らに話す梶村圭教頭)
「みんながいろいろと考えてくれたことが未来の財産になります。楽しみやなと思っています」














