運営は地域の人たちで作る協議会です。

こうした地域に密接した運営方法であることから、徐々に利用者が増え、去年は2千人が利用しました。

3万人目のお客さんとなった 結城節子さん 「県立病院まで、主人の見舞いで利用させていただきました。私、免許もっていないものですから。すごくありがたいですね。感謝しております」

元々地域のお年寄りの利用を想定して作られましたが、徐々に広がりを見せています。

佐藤真優アナウンサー「今月から新たに地元の中学生が利用できる回数券が発行されました。これによって冬の間の登下校の負担が軽減されることが期待されています」

冬の間だけ、片道200円で学校近くの停留所まで乗ることができます。

大郷明治交通サービス運営協議会 安達好行 会長「一人でも多くの人に利用していただけるように努力してまいります。これからもよろしくお願いしたいと思います」

高齢化が進む中、地域が主体となって運営するデマンド型の交通サービスがニーズをつかみ、地域の足を支えていました。