国による電気料金の補助が2025年1月使用分から再開されます。これを受け、東北電力は6日、国に対し電気料金の値下げについて認可を申請しました。一般家庭で最大1170円の値引きとなります。

東北電力によりますと、国による補助による値引きは1キロワットアワーあたり1月と2月の使用分で2.5円、3月の使用分で1.3円となっています。

これに伴い、一般的な家庭が使う低圧の平均的なモデルで、1月と2月の使用分は12月使用分より650円、3月使用分は338円安くなります。

また、女川原発の再稼働に伴い2025年1月と2月の使用分については、520円程度の値引きが決まっています。

国の補助と合わせて一般的な家庭で最大1170円の値引きになるということです。

東北電力によりますと、燃料価格の動向が不透明な状況が続いているため2025年度以降の電気料金の見通しはたっていないということです。