死亡当日 被告は1時間半の間に1階から2階に7回も上がる

検察側が須藤被告を犯人視する根拠の3つ目は、野﨑さん死亡の当日、野﨑さんが被告と2人きりでいた時間と、覚醒剤を摂取したとみられる時間が重なり、さらにその時間帯に野﨑さんがいた2階に被告が多数回上がった点である。
野﨑さんが亡くなった2018年5月24日、家政婦の女性が外出して帰宅するまでの午後3時すぎ~午後8時すぎまで、被告は野﨑さん宅で2人きりだった。また、野﨑さんの死亡推定時刻は午後8時ごろ~午後10時ごろで、覚醒剤を摂取したとみられる時間帯は午後4時50分ごろ~午後8時ごろとみられている。
そして被告のスマートフォンのヘルスケアアプリが解析された結果、被告は午後6時半~午後8時に7回の階層上昇=1階から2階に7回も上がったことが確認されている。他の日の当該時間と比べても、回数は際立っている。














