「完全犯罪」「覚醒剤 過剰摂取」「殺人罪 時効」数々の検索履歴

検察側が須藤被告を犯人視する大きな根拠の2つ目は、覚醒剤や犯罪、殺人などに関する被告の数々の検索履歴である。

(2018年)
2月28日 「完全犯罪」
3月27日 「完全犯罪」
3月31日 「老人 死亡」「老人 完全犯罪」
4月7日=被告が密売人と会った日「覚醒剤 過剰摂取」「覚醒剤 死亡」
4月13日 「殺す」「危険ドラッグの本当の怖さ」「覚醒剤 死亡」

(2019年)
3月4日 「自白剤」
4月27日「殺人罪 時効」
4月28日「殺人 自白なし」

さらに遺産相続や、お金の使い道を検討していたことをうかがわせる履歴も多数ある。

(2018年)
4月20日 「固定資産税 10億」
4月22日 「遺産相続 専門家」
5月2日 「相続税 海外口座」
5月22日 「ランボルギーニ」
5月24日=野﨑さんが死亡した当日 「税金のない国」「ドバイ 税金」
5月25日 「東京 1億円超えマンション」
5月27日 「遺産相続 どれくらいかかる」

検察側は「野﨑さんを全く意識せず、単なる興味本位で検索しただけとは到底考えられず、殺害して遺産を相続することを意識していた」と主張している。