
(成蹊大学 高橋暁子・客員教授)「小学生でも多く(スマホを)持ち始めていることから小学生での被害が増えている」
SNSに詳しい成蹊大学の高橋暁子・客員教授です。子どもの被害増加の背景はスマホがこの十数年で急激に普及したことにあると指摘します。

(成蹊大学 高橋暁子・客員教授)「スマホの所持開始年齢の低年齢化が大きい。中高生の保護者は自分が大人になってから(スマホを)使い始めた人たちで、学校でリテラシー教育を受けていないしリスクや被害がわからないとか、設定に苦手意識を持っている人が多い。」
民間の調査によるスマートフォンの所持率です。

中学生は2018年に59%でしたが去年は79%。小学生高学年は17%から倍以上の42%に。小学生低学年は6%から3倍の18%となっています。