護摩木を燃やしたあと、灰の上を裸足で歩いて無病息災などを祈願する、「火渡り神事」が5日、福岡市で行われました。

福岡市西区にある愛宕神社の「火渡り神事」は、年末のこの時期に毎年行われている神事です。

神事では、英彦山で修行を積む修験者らが護摩壇に火を入れたあと、参拝者が願い事を書いた「護摩木」を炎の中に投げ入れていきます。

煙が立ちのぼることで天に願いが届くとされていて、参拝者たちは灰の上を裸足で歩き、無病息災や家内安全を祈願しました。

参拝者
「身体健康でいられますようにということでお願いしました。平和な年になったらいいなと思っています」
「パワーを感じました。来年に向けていい年になれば、自分にとって成長できる年になればいいなと思っています」

新婚の記者も家内安全を祈願するため、火渡りを体験しました。

RKB 西尾健佑記者「そんなに熱くはないんですけど煙が目に染みて、ただ清々しい気分になりました」

愛宕神社は「心身の厄を払って、新年を迎えてほしい」と話しています。