現代のデザインや需要に合わせて、進化した伝統工芸品を集めた展示会が福岡市で開かれています。

RKB 下濱美有記者「祭りや縁起物でおなじみ博多張子もこんなに小さくなるなど、新しい動きを取り入れた工芸品が並んでいます」
福岡市天神で開かれているのは、福岡の伝統工芸品を展示した「超コウゲイ展」です。

伝統工芸が市場の縮小や後継者不足といった課題を抱える中、技術を生かしつつ、現代的なデザインや需要に合わせて進化している新たな工芸品を知ってもらおうと開かれました。
こちらは、大名ガーデンシティに設置されている博多人形師が手がけた巨大な狛犬の型で、3Dプリンターが使われています。

「超コウゲイ展」を企画した小野こづみさん「現代的なデザインの取り入れだったりとか海外に展開されていたりとか、今持っている技術をもって、他のことに超えて取り組まれている方の展示を見ていただきたいです」
この展示会は12月16日まで開かれています。
期間中は絵付け体験や職人によるトークイベントなども予定されています。