2023年の水温も平年より高かったと言われていて、それよりも月平均でおよそ3度から4度も高い異常な状況が続きました。

県水産技術センターは「高水温も含めて複合的な要因でカキが死んだ可能性がある」としています。
そんな中、今年4月、山田町の漁師がSNSに投稿した1枚の写真が話題となります。
写っていたのは、30年以上前に岩手の海から姿を消したとされる「幻の貝」ヨーロッパヒラガキでした。

(県水産技術センター増養殖部 小林俊将部長)
「驚きはありました。いままで見つかっていない日本で見つかっていないものが岩手にあったということで、どうしてなんだという思いが強かったですね」