宮城県角田市の小学校で、回転寿司チェーンのくら寿司による出張授業が行われました。こどもたちが「お寿司」を通して海洋保全や食品ロスの削減について考えました。

くら寿司の出張授業が行われたのは角田市の横倉小学校で、4年生21人が参加しました。こどもたちが持っているのは6種類の魚の模型です。

マダイやサーモンなどよく食べる魚のほかに、シイラやボラといった市場に出回らず捨てられてしまう魚があることを学びました。授業では、そうした「低利用魚」も寿司ネタとして活用し提供していることなどが紹介されました。

続いては、回転寿司レーンを使ったゲームに挑戦。店員チームは、寿司ネタの人気ランキングをもとに5つの皿をつくり、お客さんチームは、カードにかかれたネタが流れてきたら食べることができます。

取れなかったお寿司は「食品ロス」に…。どうすればロスを減らすことができるかみんなで考えました。

児童:
「低利用魚の魚をうまく工夫して出していることが印象に残った」
「給食は残さないように全部食べている」

くら寿司による出張授業は全国各地で行われていて、参加した児童らは、楽しくSDGsについて理解を深めていました。