外国人訪問者数・宿泊率の低さを解決するカギに?

 兵庫県はこれまで大阪や京都に比べて外国人訪問者の数が少なく、特に宿泊率が低いことが課題でした。

 【コロナ前の訪日外国人旅行者数】
  1位:東京都(1410万人)
  2位:大阪府(1152万人)
  4位:京都府(830万人)
 11位:兵庫県(180万人)

 しかし、近年、神戸市は三宮の再開発に力を入れ、2028年にはホテル兼市役所の巨大施設の計画に加え、三ノ宮駅北側の大幅リニューアルなど生まれ変わろうとしています。そこに神戸空港から外国人が訪れるとなると、念願の「宿泊滞在される街」に近づくと期待が膨らみます。
 また神戸の郊外にある観光地・有馬温泉も、インバウンドを取り込み世界に向けて“有馬温泉”を発信する絶好の機会と捉えています。

 (有馬温泉観光協会 金井啓修会長)
 「いよいよ有馬温泉も世界に向けてPRする時が来たなと。コロナの3年間、お客さんが非常に少ない状態で、まして海外のお客さんはゼロだったわけですけれども、今後海外のお客さんが来られたときによりプレミアムな温泉リゾート地としてお迎えできればと思っています」