「保育園」に「ジム」も

次は、医療と福祉の分野から、福利厚生の取り組みを紹介します。
清水病院のほか、老人福祉施設なども運営する、医療法人・社会福祉法人の「啓正会」。

啓正会 清水啓宗理事長:
「できるだけユニークな形、職員たちが安心して働けるような場所を作りたいということで、職員たちが喜ぶ福利厚生をと考えて行ってます」

啓正会では2019年に「企業主導型保育園」を開園。従業員の子どもと周辺地域の子どもがおよそ半数ずつ通っています。

啓正会 清水啓宗理事長:
「法人内で働く職員の皆さんが安心してお子さんを預けて働ける場所を作りたいということで、まずスタートしています」

去年7月には従業員向けの「トレーニングジム」も作りました。本格的なマシーンを9台揃え、トレーナーも雇っています。

啓正会ライフサポートトレーナー 松本太郎さん:
「上げます。はーいお疲れ様でした」
「職員さんが元気になっていただければ、皆さん生き生きとお仕事ができるんじゃないかなと」

啓正会介護福祉士 深堀健介さん:
「生活の色が一変するぐらいすごいことだと思います」

さらに今月には社宅が完成し、外国人スタッフが共同生活を行う部屋や、単身者向けの部屋が準備されています。

啓正会広報・ICT担当廣池渉吾さん:
「実は『1人暮らしをしたい』、でも『長崎に残って就職したい』と思っている人もいるのではないかと」

医療法人社会福祉法人啓正会 清水啓宗理事長:
「今後は、みんなどういう福利厚生があったら働きたいと思うか?聞く機会を作ろうかなと思っています。学生さんたちを集めてですね」