海外のオンラインカジノを国内で利用し賭博をした疑いで、おととい、米沢市の46歳の男性が書類送検されました。「バレないと思った」という趣旨の話をしているということです。

また、オンラインカジノを使った賭博での検挙は、県内で初めてです。

賭博の疑いで書類送検されたのは、米沢市に住む会社員の46歳の男性です。

警察によりますと男性は、おととし1月ごろ海外で運営されているオンラインカジノのサイトに自宅からタブレットで接続し、トランプを使った「バカラ」と呼ばれる賭博をした疑いが持たれています。

男性は1日で1000万円相当を賭けていたということです。

警視庁がオンラインカジノの運営者を捜査し、その人物の暗号資産の取引履歴を調べていたところ、客のリストの中に、米沢市の男性も入っていたということです。

男性は容疑を認め、「海外のカジノサイトだから少しやってもバレないだろうと思った」などと話しています。

県警によりますと、インターネット上のオンラインカジノをつかった賭博での検挙は県内では初めてです。

警察は「オンラインカジノは海外で合法的に運営されていても、国内から賭博を行うのは犯罪になる」と注意を呼びかけています。