「過去10年で最多に匹敵」西日本は記録的な大量飛散のおそれ

まもなく本格的な冬の寒さがやってきますが、そのあとに控えているのが「花粉」の季節…。今や日本人の2人に1人以上が症状を感じているという花粉症ですが、来年春の花粉について衝撃の予想が…。
民間気象会社の花粉飛散は近畿や中国・四国地方は「非常に多い」予想で、しかも、過去10年で最多に匹敵する “大量飛散”のおそれがあるといいます。
果たしてスギ林はどうなっているのか。毎年この時期に行われる国のスギ花粉に関する調査に同行取材しました。

民間気象会社のウェザーニュースによると、来年2025年春の花粉飛散量は、西日本や北陸、関東北部では2024年を大きく上回る予想となっています。
特に西日本では平年と比べて2倍以上となる地域もあり、「過去10年で最多に匹敵する大量飛散のおそれ」と予想しています。
毎年、国はこの時期に花粉を飛ばすスギの雄花花芽がどれくらい付いているかを確認するための調査を行っています。広島県内で行われている現地調査に同行取材しました。