小児がんと闘う子どもや家族を応援しようと、広島城が金色にライトアップされています。

「世界小児がん啓発キャンペーン」のイメージカラー、金色にライトアップされた広島城。10日、行われた点灯式には、広島大学病院小児科の岡田賢教授やこの取り組みを協賛する村上農園の村上清貴社長などが参加しました。
広島県内でも年間40人から50人の子どもに発症する小児がん。白血病や脳腫瘍などがあげられ、治療法の確立によって、現在では約8割が治癒するとされていますが、その後も長いサポートが必要だといいます。そんな小児がんと戦う子どもたちを知ってもらうためのこの取り組みは、今年で5年目を迎えました。
広島大学病院小児科 岡田賢教授
「そういう人(小児がん患者)たちに対して社会が優しくなっていただくのが、彼らが社会で活躍していくために重要だと思っています」
村上農園 村上清貴社長
「よい食生活を進めていくことが良い健康につながりますので、そういったことを私どもも全力で支援していきたい」
ライトアップは9月16日まで行われます。