教員
「良いなと思います。私もこの町出身なんですけど、本屋さん、なかなか行けないので。自分の興味ある本だけじゃなくて、いろんな種類の本も見られて面白いなと思います」

頓原中学校 星野寿幸教頭
「皆すごく嬉しそうだし、楽しそうな顔してて、本当に良かったなと。実際に目の前で自分で本が選べるというのは良い機会になって、これが本への関心が高まる機会になるかもしれないですね。」

出店した書店も、子どもたちが本を選ぶ様子を見て…

アトリエ素と 千葉絢子さん
「学校出店は初めてです。本に親しむっていうのがやっぱり若い頃からの経験で、あった方が絶対良いと思うので。喜んで参加させてもらいました。」

頓原中学校 星野寿幸教頭
「実際多分なかなか儲けとかそういう利益という点ではないと思うんですけども、私たちの趣旨であるとか子どもたちのためにということで賛同して4店舗も来て下さったことは本当に有難いことだなと。」

一方で、物価高騰で新刊書も高くなりお小遣いで本を買いづらくなっているという保護者からの指摘も。
子どもたちを育む文化的環境は、都市部と地方というだけに留まらず、急速な社会の変化にも翻弄されているといえそうです。