最後の「凱旋コンサート」へ

Q、10月26日に秋ツアー1回目の宮城公演が行われました。振り返ってみていかがでしたか

モーニング娘。'24 石田亜佑美さん:
「本当に今やっているツアーが楽しくて、カッコよさも、ふざけたところも色々見せられて、あまり卒業を意識せずパフォーマンスできました。楽しさ、嬉しさがあふれ出て、本来下を向かないといけない振り付けがあるんですけど、私だけめっちゃ客席を見てました。だけどステージをはける瞬間に『あ、この景色もう見る機会わずかなんだ』と実感して寂しくもなりましたけど、でもファンの人の温かい熱い空気が最高でしたね。私のファンの方はコンサート中に本当に私だけを見てくれるんです。私が4列目の端にいても目が合うんですよ。こっちがびっくりするぐらいずっと見ていてくれます。メンバーカラーの青いサイリウムを皆さんが振ってくださって、会場が青一色になるんです。仙台サンプラザホールは円型になっているので青い温かい光で包まれている気持ちになります」

Q、11月25日にいよいよ秋ツアーのホールラスト公演を宮城・仙台で迎えます。石田さんにとって最後の凱旋となりますが、今の心境は

モーニング娘。'24 石田亜佑美さん:
「いろいろ想像はしてみるし、何を話そうとか考えはするんですけど、せっかくホームだからふざけた私も受け入れてくれるという安心感があって。ふざけたくなっちゃうんですよ私。特に仙台公演は、12月6日の横浜アリーナでの卒業コンサートの1つ手前だから。横浜アリーナはしっかりやらなきゃと思っているけど、その前でふざけたい自分は出しておかないとと、そっちの比重の方が高いです。モーニング娘。として13年活動して喜怒哀楽のすべて、悔しい、ジェラシーとか恥ずかしいとかすべての感情を見せたんですね。見られて恥ずかしいものが無いというか、すべてを受け入れてくれるファンの皆さんがいるからありのままの自分で活動できているなとすごく思うので。仙台サンプラザホールでの最後の公演も取り繕うことなく楽しんでいる自分をみなさんにお届けしたいと思っています」