後方からの攻撃参加でチームを活性化 左CB岩下航

最前線の石川大地に対して、後方から攻撃参加してチームを活性化させたのが左CB(センターバック)に定着した岩下航(いわした わたる)です。
チャンスと見るや、最終ラインからオーバーラップしゴールを決めるなど、攻撃をさらに分厚いものにしました。
13番・DF岩下航選手(25)「みんながカバーをしてくれたからこそ、自分が前に飛び出したり点に絡めたので、仲間が自分の良さを出してくれたのかなと思う」
熊本市出身の岩下は2021年にロアッソでプロのキャリアをスタートさせ、その年にJ3で優勝したメンバーの一人。その後、J1柏レイソルに移籍していましたが、今シーズン期限付き移籍で熊本に戻ってきました。

岩下選手「『絶対やってやるぞ』という気持ちは今年1年、最初のスタートから持っていたので、ここでチャンスをもらえたというのは感謝しています」
今シーズン終盤にかけて形作られた攻撃スタイルに、来シーズン6年目の指揮を執る大木武監督のもとでさらに磨きをかけます。

大木監督「(目指すものは)同じですね。勝ちにいくこと。その中でJ1を目指すこと、それは間違いないです」