午前中の作業を終えた中川製炭代表の中川宏さん。
自慢の炭で、魚沼名物の“生ホルモン”とサンマを焼いていました。

昼食です。

「真面目な話をすると、自分で作った炭の“確認”というのもある」
「ああ、俺の炭大丈夫だなって。ここでホッと一安心」

「おいしいね」

そんなこだわりの木炭作りに励む中川さんは、神奈川県出身。
高校を卒業後、世界各地で旅をしながら働いていました。

知人がいた縁で、30年ほど前にこの地・新潟県守門村(当時)に移住。

「毎晩、毎晩、懇親会というものを開いていただき、すっかり取り込まれてしまって…。居心地の良さにここから離れられず、30年経ってしまいました」