いつまで続く?ワクチンの安全論争

提訴の構えも見せている、ワクチンの製造販売では国内最大手の明治ホールディングス。
(明治ホールディングス 川村和夫 社長)
「新しいタイプのワクチンということもあり、厳しい状況になっています。このことから出荷見込みを半分以下に見直し、売上高・営業利益ともに減額いたしました」

11日の決算会見では反ワクチンの影響を織り込んで、レプリコンワクチンなど医薬品部門の売上見通しを当初計画から100億円下げる発表を行いました。
(明治ホールディングス 川村和夫 社長)
「他人が接種するのを妨害するとか、事実ではないことをSNSなどで流す。あまり望ましいあり方ではないのでは。コロナは、これからもおそらく感染は続いていく。来年以降も含めて、当社製品の安全性や有効性は、しっかり伝えていく」

高齢者向けの定期接種も再開されている中、新型コロナワクチンの安全論争は、いつ終止符が打たれるのか。
誰もが納得のいく国の説明が求められます。