■旧統一教会問題 「ありのまま出せばいい」
ーーそしてもう一つ、臨時国会でも問題になるであろうということが、旧統一教会問題。これは党の方では、最初、調査しないっていう話になっていって、その後、自己申告、自己報告の点検をして、179人は関係を持っている。この数の多さにもびっくりなんですけど、今一定の接点があって名前が挙げられたのは121人。この調査をめぐっても揺れる形ですね。どうご覧になりますか。
二階元幹事長:
そのあとに自信を失っちゃ駄目ですよ。ありのまま出せばいいんだよ。
ーー党の中では、正直に出した人が名前が出てる。見つかるまでっていうことなのかわかんないけど、調べがつかないのかもしれないですけど、出さない人はそのままで、ポロポロ週刊誌に出ると出してくると、こういう状態でどうご覧になりますかね。
二階元幹事長:
個人個人が、何かの理由があるんでしょうけど、我々には理解しがたいね。あっさり言えばいいんだよ。
ーーやましいことがなければ、別にいいんですけど、そもそも旧統一教会問題では、この内閣改造は、9月初旬っていうはずだったのが、この報道がいろいろ出る中で、支持率が急落して前倒ししたと。この判断をどう思いますか。
二階元幹事長:
ピッチャー交代みたいなもんだからね。それはそれとして、前倒しも一つの方法ですけどね。やっぱり緊張感を持ってしっかりやるべきことですよ。命がけですよね、政治は。ですから、緊張感が大事。国民の皆さんが見て、そういう姿勢でやっとるなということがあって初めてね、みんなが支援してくれていることに答えることになるんですよね。
■コロナ対策 「国民的協力を背景に前へ」
ーーコロナ対策についてですが、水際対策が1日上限5万人という状態。秋には撤廃だという話もあります。GoToトラベルもなかなか始まらなかったという状況ですが、どうすべきだと思いますか。
二階元幹事長:
十分警戒してですね、やっぱり国民的レベルっていうか、国民的協力は素晴らしいと思うんですよ。これを背景にしてね、前を向いて進んで行くことですよ。コロナコロナって言ったってどうにもならないんだから。
(国会トークフロントライン 9月16日放送より)