“野﨑さんは夕食のうどんに手を付けなかった”

廷内スケッチ(11月8日の被告人質問 画・八島聖乃)

テーブルの上には、家政婦のTさんが残していた “食べてください” という置き手紙があり、うどんが用意されていたという。被告は “野﨑さんは、ビールは飲んだが、うどんを食べようとはしなかった” と語った。

被告「今まで全く手をつけないことはなかった。『食べないの?』と言いました。(野﨑さんは)『食欲がない』と」
「お菓子を食べてました。ホテルにある豆菓子」

しかし、野﨑さんの20年来の交際女性は、証人尋問で “野﨑さんはうどんには飽きていたので手を付けないこともあった” という旨を証言した。そのことについて問われると…。

被告 「(その証言には)びっくりした。私と女性とはルーティーンが違う。その女性は、食後に性行為をしてたと言っていたので、そういう時は(野﨑さんは)食べないのかなと思った」
弁護人「夕食を終えたのは?」
被告 「(午後)6時半ぐらいです」