元店主で23年7月に他界した伊藤武さんが残したボタンや布、リボンです。
「ボタンは洋服の顔」が口癖だったという伊藤さん。
現在の大家で、娘の直美さんは、学生たちが父が大切にしていたボタンを残してくれたことがうれしかったと話します。
伊藤さんの娘直美さん:
「ボタンの名前を残していただいたのが一番、外観が古いので変えたとしても、名前が残っているのがありがたいなと」
県立大3年生 小原芳野さん:
「ボタンのいとうさんの思いであったり、今までお付き合いされていた方々がいらっしゃったということで、そういう背景も大事にしていきながら、地元とのつながりを密着させて行けたらなと思って、図書館とボタンの販売の両立を頑張っています」
図書館ではボタンの購入に来た人が本に興味をもったり、利用者がボタンを買ったりするつながりも生まれています。
県立大学3年千野祐里奈さん:
「この図書館を通していろんな人の居場所になればいいなと思っていて、私はこの図書館のお店番に来たりするのが結構好きで、自分自身もこの場所が居場所になりつつあるんですけどそういう感じで、この図書館居心地がいいなだったり、いろんな人の心のよりどころだったり、そういうものになっていったらいいなと思っています」
注目の記事
「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

小学生がホームと電車のすき間に…とっさの判断で助けてくれたのは「かっこいいお兄さん」 お礼が言いたい!SNS拡散を通して救助した高校生2人と再会

「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由

「いじめで自殺も考えた…」肌の色や見た目の違いに対し同級生からつらい言葉 タレント副島淳さんに聞くいじめ問題「逃げてもいいから生き続けて」

「よかった、生きている」北アルプスで400メートル滑落し大けが 九死に一生を得た東京都の男性 救助待つこと2日間 雪の中でどう生き延びた?長野
