「年賀状じまい」失礼にならない文例は

年賀状をやめたい人には、「年賀状じまい」という選択肢も。
これは年賀状のやり取りを辞退することを伝える最後の年賀状のことです。

ひるおびLINEアンケートでは「年賀状じまい」を考えている人は33.54%と、3人に1人という結果になりました。

年賀状じまいをする際「こうしなくてはいけない」という決まりは特にありませんが、文面によっては相手を傷つけてしまう可能性もあります。相手に失礼にならない文面が大事です。
日本郵政HPには、いくつか例文が掲載されています。

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〈文面①〉
あけましておめでとうございます
昨年はお世話になりました
本年もよろしくお願いします

さて勝手ながら本年を最後として
皆さまへの年賀状を
控えさせていただくこととなりました
SNSなどのコミュニケーションを活用し
より密に関係を築ければと思っております

今後も変わらず
SNSでお付き合いいただければ幸いです
IDは以下のとおりです

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〈文面②〉
あけましておめでとうございます
○○様におかれましては
お健やかに新年を
迎えられていることと存じます

さて 私も高齢になり文字を書くのが
大変難しくなってまいりました
毎年の年賀状も今年限りで
失礼したいと思います

誠に勝手ではございますが
今後ともよろしくお願い申し上げます
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例えばSNSを使う人向けには『今後も変わらずSNSでお付き合いいただければ幸いです IDは以下のとおりです』などの文言が。
高齢者向けには、『さて、私も高齢になり 文字を書くのが大変難しくなって参りました』といった、理由を説明するような言葉が入っています。

恵俊彰:
「終わり」っていうのも、言わなきゃいけないものなんですかね。
いろいろなご意見はありますが、ご自身で考えるのが一番いいんでしょうね。

江藤愛アナウンサー:
私はもう年賀状もSNSも「自分からは送らない」というのを決めています。
でももらうのは嬉しいので、いただいた方にはちゃんと丁寧にお返事をするという形で、何かそこから大切な方とやり取りができたらいいなと思っているタイプですね。

弁護士 八代英輝:
コロナの間に年賀状じまいをさせていただきました。それまでは仕事関係とかもあったんで、やっぱり400枚くらいありました。
でも、1枚100円近くになってくるじゃないですか。厳選された親しい間柄で送るのがいいのかなと思いますね。

(ひるおび 2024年11月4日放送より)