畑に植えてあった「イヌサフラン」を間違えて食べて、食中毒です。

島根県・松江保健所によりますと、食中毒になったのは鳥取県内に住む60歳代の女性で、14日、下痢と腹痛を訴え松江市内の病院を受診。
自宅の畑に植えてあった「イヌサフラン」を食べたと話し、経過観察のため入院中ですが、軽症と見られるということです。

イヌサフランは、植物全体にコルヒチンという猛毒を含み、わずかな量で吐き気や下痢などの食中毒症状を引き起こすほか、死に至るケースもあるといいます。


毒性は加熱調理でも消えず、球根をニンニクやタマネギなどと、葉をギョウジャニンニクやギボウシなどと間違って食べてしまう例があるということで、保健所が注意を呼び掛けています。