鳥取県米子市内の小学校で15日、運動会が開かれました。
コロナと熱中症対策が必要となる運動会。この学校では体育館で、しかも2日に分けての開催となりました。


全児童がマスクを着けた状態で体育館に集まると、旗を持った児童が行進。
残りの児童は黙々と、その場で足踏みです。

運動会名物「応援合戦」では、声を出しているのは代表の応援団だけで、残りの児童は、体を使って表現したり、拍手の音の大きさをアピールします。
コロナ禍ならではの、やり方です。


この日の運動会。周り見渡してみると保護者の姿がありません。
無観客開催なのかと思いきや…

米子市立福米西小学校 山浦俊也 教頭
「いえ、明日演技の部のときには、保護者さんをお迎えして、発表する予定です」

この小学校では運動会を2日間に分けて開催することにしました。
その狙いとは。


米子市立福米西小学校 山浦俊也 教頭
「限られた時間の中での開催になりますので、そういったことを考えて、今回は2日間といたしました」

密を避けるため、15日は開会式と応援合戦。
16日は午前中のみ、表現運動や徒競走などが行われます。
保護者には児童が参加する競技を中心に観戦してもらうことなどが狙いで、競技に参加しない時間帯は児童は校舎で待機するそうです。


米子市立福米西小学校 山浦俊也 教頭
「確かに色々窮屈な面も無いことは無いが、こういう状況だからこそできることを子どもたちと一緒に考えながらと思っています」