台風21号から変わった低気圧や前線の影響で、瀬戸内地方はきのう(1日)から断続的に雨が降り続いています。岡山・香川では夕方にかけて局地的に激しい雨が降る恐れがあり、JRは一部の列車の運転を取りやめています。

現在(2日午前11時半現在)、岡山市や総社市、笠岡市などに大雨警報が新見市に大雨洪水警報が出されています。

きのうの降り始めから午前8時までの降水量は、鏡野町富で119ミリ、新見市千屋で112ミリ、多度津で31.5ミリなどとなっています。

気象台によりますと、岡山・香川の天気はきょうの夜までには回復する見通しですが夕方にかけて、局地的に激しい雨が降る恐れがあるということです。

この雨の影響で、JRは山陽新幹線の新大阪ー博多の上下線で午前中運転を見合わせていましたが、正午過ぎから順次運転を再開、現在は、新大阪駅~博多駅間の一部列車に10~200分の遅れがでています。(午後1時半現在)

また在来線では、姫新線、芸備線、因美線の全線を終日運休にしていて、山陽線、津山線なども一部の区間で列車の運転を取りやめています。

(利用客)
「電車止まっちゃったんで、模試も中止になっちゃって、ちょっときついです」「体操のイベントに参加する予定だったんですけど、これで運休になったんで、きょうは中止になりました」

JRは、列車を利用する人は、HPなどで最新の列車の運行状況を確認するよう呼びかけています。