熱帯低気圧が発生 今後の進路は?

國本気象予報士:
今後、新たな台風がまた発生しそうで、まだ熱帯低気圧ではあるんですが、25日までに台風になり、西へ進んでいきます。台風ができると北側の高気圧が強められるというのが繰り返されているんです。


少し先の台風の動きを見ていくと、台風20号は西へ離れて、台風21号になる見込みの雨雲は北上して、30日(水)辺りで沖縄に近づく可能性が出てきています。
井上キャスター:
夏の台風みたいな動きですね。
國本気象予報士:
そもそも日本に近づく可能性があるということ自体、季節の進みは遅いという状況なんです。

台風21号になる見込みの雨雲は沖縄辺りに影響する可能性がありますが、この後、西よりに進むか、少し東へカーブするか、ぶれ幅があるという状況です。
ホランキャスター:
季節の進みが遅いのであれば、この先も台風が発生する可能性というのはあるんですか?
國本気象予報士:
ないとは言えないですが、だんだん落ち着いてはきます。今回の台風の後は熱帯の活動が少しおさまってくる傾向が見えてきています。

来週の29日(火)、30日(水)あたり雨が強く降るおそれがあります。土日に関しては、まだ少し予報がぶれているんですが、大雨という心配はなさそうです。